会社で働くことに不満を感じて、フリーランスに転身したいと思っているエンジニアは多いです。しかし、フリーランスに転身するためにはスキルが必要であり、まだフリーランスに転身するだけのスキルが足りないと感じていまいち転身に踏み切れないエンジニアもいるでしょう。
そこでフリーランスに転身する目安はどれくらいなのか考えてみます。
基本的にフリーランスの初心者向けの案件はエンジニアとしての実務経験が1年以上あることとなっていることが多いです。したがって、フリーランスを目指したいなら、最低1年は企業に所属して働きましょう。
しかしだからといって1年しか経験がないと、応募はできてもその案件に携われる可能性は高くありません。他の経験豊富なフリーランスに案件を取られてしまう可能性があります。
それに、基本的に実務経験が1年程度で応募できる案件は、Javaを使った大手企業のシステム開発案件が大半です。PHPなどを用いたWeb系開発案件は1年で応募できる案件もありますが、やはり経験者を優遇するので実質1年で応募するのはかなり難しいと言えます。
そのため、ベンチャー企業などのWeb系開発案件に取り組みたいなら、3年は実務経験を積んだうえで目指すのが無難でしょう。
しかし、Web系開発の企業に就職できた場合は別ですが、SIerに就職した場合はJavaからスタートするのが一般的です。そこでSIerでPHPなどのWeb系言語の案件は、大体2~3年程度の経験を積んでいないと取り組ませてもらえません。
したがって、フリーランスへ転身するタイミングに関しては3年目程度がベストと言えるでしょう。